内田康夫『浅見光彦殺人事件』を読んだ。
昨日の内閣不信任決議案については、「政治」の難しさを改めて感じた。身内の加藤派をまとめきれなかったのが、直接の原因であるが、他の議員の生活を不安にしてしまうにことに対して、加藤議員は優しすぎたのだろう。
本日の東京新聞に『三島由紀夫VS東大全共闘1969-2000』の簡単な書評が載っていた。『三島〜』の中で小阪修平の「全共闘的な空間からどういう形で、赤軍派から連赤につながる流れが出てくるのか」との発言があるのだが、さまざまな局面でこの問いは必要になってくるだろう。左翼から新左翼への流れは大体分かるが、連赤まではまだ分析がなされていない。