さいたま新都心へ、ティムバートン監督・ジョニーデップ主演『チャーリーとチョコレート工場』(2005 米)を観に行った。
チョコレートのおまけのゴールデンチケットを手に入れた5人の子どもが、世界中から愛されているにも関わらず従業員が誰もいないという摩訶不思議なウォンカチョコレート工場に見学に行くというファンタジックなストーリーである。ジョニーデップは前作『ネバーランド』で子どもへの惜しみない愛情を送るシリアスな父親役を演じていたが、今回は一転して家族愛を否定するコミカルなチョコレート工場の創業者に見事に扮してる。前作と合わせてみると役者としての幅の広さを堪能できるはずだ。また内容も子どもたちと一緒にディズニーのアトラクションに入ったような錯覚を感じることができ、単純に楽しむことができる。
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『シンデレラマン』
『電車男』
本日、埼玉新都心へ『電車男』を観に行った。
既に本も読み、ドラマもちょこちょこと見ていたのだが、評判がいいので公開最終日を狙って観ることになった。ドラマ版よりも原作に近く、主演の山田孝之がオタクから「脱皮」していく過程をうまく演じていた。話は単純で結末も分かっているのだが、ラブストーリーの定番的なプロットを踏襲しており、楽しむことができた。しかし、エルメス役の中谷美紀が少し年上の女性に憧れる秋葉青年の話の雰囲気を壊してしまっている。確かに原作ではエルメスは中谷美紀似の女性となっているのだが、年齢的には25歳くらいの女性である。実際の中谷さんは30歳近い年齢で、22歳の電車くん役とはどう見てもつり合っていない!
『姑獲鳥の夏』
『星になった少年』
柳楽優弥主演『星になった少年』(2005 東宝)を観に行った。
「市原ぞうの国」の設立にあたって実際にあった話を映画化したもので、少年と子象の心の交流が丁寧に映像化されていた。話自体はお涙頂戴的なありふれた展開なのだが、主演の柳楽優弥の演技が光っている。当人はジャニーズ顔でもなく、セリフも少ないのだが、一途で時に生硬な演技で、等身大の中学生高校生をうまく演じていた。いや、それ以上に象の場面に応じた演技が素晴らしかった!?





