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『長野殺人事件』

内田康夫『長野殺人事件』(光文社文庫 2010)を読む。
2004年に刊行された本の文庫化で,ちょうど田中康夫知事在任時と重なっており,議会との対立や脱ダム宣言,長野冬季五輪不正支出などが作品のモチーフとなっている。
久しぶりの内田作品であったが,仕事の合間に楽しむことができた。

『Over Drive』

泉優二著・安田剛士原作『Over Drive:ツール・ド・フランスへの道』(講談社 2007)を半分ほど読む。
ツール・ド・フランスを目指す高校生が主人公の小説である。まったく分からずに手にとったのだが,『週刊少年マガジン』で連載されていた漫画のノベライズで,漫画の世界を補足するような内容で,漫画を読んでいないとほとんど面白さが伝わって来なかった。

『幻のオリンピック』

川成洋『幻のオリンピック』(筑摩書房 1992)を読む。
1936年,ベルリン・オリンピックをボイコットした国で開催が予定されていたバルセロナ人民オリンピックが中止となった背景と結末が説明される。
ナチス・ドイツに反対するオランダ,ベルギー,カナダ,アメリカ,アルジェリア,スイス,モロッコ,ギリシャ,スウェーデン,ノルウェーなど,22の国が選手を送ったのだが,開催直前にスペイン内戦が勃発し中止に追い込まれしまった。
テーマとしては興味深かったのだが,分かりにくかった。

『いま知っておくべきアジアの新知識』

ニュースなるほど塾編『いま知っておくべきアジアの新知識:例えば、中国政府が偽ブランド品を撲滅できないわけとは?』(河出書房新社 2009)を読む。ファッションや食事,宗教など,アジア各国の特徴が分かりやすく紹介されている。参考文献をリライトしたもので,さらっと読み終えたが,何も印象に残らなかった。

『中国社会のとことん深い闇』

湯浅誠『中国社会のとことん深い闇』(ウェッジ 2006)を3分の1ほど読む。
東洋経済新報で論説委員まで務めた著者が,中国内外のメディアでは報道されない,汚職や腐敗,犯罪などについて語る。
中国の特異性を面白おかしく伝えるようなネットニュースのような内容で,途中で辟易してしまった。著者が所属した東洋経済新報社のマスコミとしての姿勢すら疑ってしまうようなものだった。残念。