社会運動」カテゴリーアーカイブ

〈集会等お知らせ〉

★=========「イスラム国」の成り立ちを映画に==========
 ISISの成り立ちに際して、NATOやCIAや英国などの陰での協力、武器販売や訓練などが取り沙汰されておりますが、テロリストへの武器搬入ルートに関しては当然、表向き反米英勢力ですし東側諸国からの武器提供協力の跡もあるようです。NHKや池上彰で特集番組が組まれましたが、マケイン議員やイスラエル軍部とイスラム国テロリストが同席している写真など見ますと、それでもまだ、疑問の残る感触があります。イスラム国の存在自体が民族戦線を利用された茶番であり、昔から是が非でも世界大戦を望む、国境無き1%NETWORKの軍産複合体が仕込を行っている、という見方もあるので、やはり、日本も茶番を覚悟で、彼らの挑発に乗らない事が肝要ではないかと思っています。
 しかし元々現地民にとっては深刻な問題です。イスラム教の中では穏やかに暮らせるのに、自分達の生活に干渉される事の辛さ。今回の草の実アカデミーでは、現地の人々の感情や悲惨な中東の成り行きを見るのに適した、取材映画上映情報がありますのでご紹介をしたいと思います。

■第71回草の実アカデミー
メイン: ドキュメンタリー「『イスラム国』前史」上映  講師:田保寿一氏(上記作品監督)
 06年、クルド自治区に入り、拘束されていた反米武装勢力の人たちに田保氏はインタビューした。実は、この人たちの“末裔”が「イスラム国」の人達だ。昨年の10月に映画に纏められた。
◎取材内容について語る田保氏。http://twitcasting.tv/f:100000715942811/movie/134162012
日時: 2月21日(土)1時30分開場 2時開始4時45分終了
場所: 渋谷区穏田区民会館1階集会室 渋谷区神宮前 6-31-5 電話:03-3407-1807
交通: JR原宿駅徒歩6分、東京メトロ明治神宮前駅徒歩2分
資料代:500円(会員無料)

〈集会等お知らせ〉

メーリングリストより以下転載します。


★『圧殺の海 沖縄・辺野古』(2015年森の映画社製作109分)横浜上映会のご案内
日時 3月9日(月) 第1回 13時半開場 14時 上映
          第2回 18時 開場 18時半上映
会場 横浜市技能文化会館8階802(JR関内駅5分)
料金 1000円 中高生500円
連絡・問合せ 沖縄の自立解放闘争に連帯し反安保を闘う連続講座
       http://www7b.biglobe.ne.jp/~okinawa-koza/
後援 基地撤去をめざす県央共闘会議

 2014年キネマ旬報文化映画部門の7位に選ばれた話題作の最新版です。辺野古で何が起こっているのか。日本にとって、沖縄とは何か?沖縄にとって、日本とは?多くの人に、見てほしい。
「圧殺の海」横浜上映会へ!

「辺野古を撮り続けて」共同監督 藤本幸久・影山あさ子
 私たちが辺野古を撮り続けて、10年になる。この間、「Marines Go Home」と「ラブ沖縄」という2本のドキュメンタリーを世に送り出した。2014年7月1日、辺野古の新基地建設が着工された。沖縄県民は、何度、NOの声をあげたことだろう。あらゆるデモクラシーの手段を尽くして。しかし、ついにその声を日米政府がかえりみることはなかった。 警察・機動隊、海上保安庁を前面に立てて、反対する人たちを力ずくで抑え込みながら、工事をすすめる日本政府。巡視船やゴムボート、特殊警備艇、警戒船など、最大80隻にもなる船が、辺野古の海を埋め尽くす。おじぃやおばぁたちは、「まるで、沖縄戦当時のよう」と言う。海底の調査を地上の作業で代替するというインチキなボーリング調査。海に勝手な制限ラインを設定し、報道機関の船も遠ざけ、連日、幾人ものカヌー隊員を拘束し、排除を続ける「海猿」海上保安官たち。ゲート前でも機動隊は、報道機関も排除し、怪我人を出すほどに猛り狂う。
 たたかいは続いている。炎天下の日中も、台風前の雨の中も、ゲート前に座り続ける人びと。両手を広げて工事用のトラックの前に立つおじぃやおばぁたち。カヌーに乗り、体一つで海へこぎ出す人びと。屈しない人たちがいる。8月23日には3600人、9月20日には5500人。辺野古に集まる県民も日増しに増えている。
 しかしブイがおかれ、立入禁止と書かれたフロート(浮具)で仕切られ、真黒なゴムボートが浮かぶ物々しいキャンプ・シュワブ沿岸。彼らのゴムボートが走り回る真下に、ジュゴンが海草を食む藻場がある。日本人同士の衝突をよそに、キャンプ・シュワブの浜では米海兵隊の水陸両用戦車が走り回り、フロートの近くで、海兵隊員たちはシュノーケリングに興じている。2014年11月16日、沖縄の人たちは、新基地建設NOを掲げる翁長雄志氏を県知事に選んだ。日本政府は、またしても、沖縄の民意を圧殺しようとするのか。あるいはそうさせないのか。
 ここに造られようとしているのは、普天間基地の代替施設、ではない。耐用年数200年、オスプレイ100機、揚陸強襲艦が運用可能な最新鋭の基地だ。この海は、誰のものなのか。安倍政権が目指す「戦争する国」づくりの最前線・辺野古。/私たちは、今日も、そのど真ん中で、カメラを回し続けている。中央メディアが取材に来ない沖縄、地元メディアも排除される辺野古。周到に準備された「無関心の壁」に一穴を穿ちたい。私たちの未来の行方が、封じられ、圧殺される前に。

〈集会等お知らせ〉

★“この道”はどこへ行く? ―秘密保護法と私たちのくらし

 ◎青木理さん(ジャーナリスト)&永田浩三さん(武蔵大教授)が語る!
 秘密保護法を「世界人権デー」に施行し、中東で国民の命を奪う発言をした安倍首相、「この道しかない」と叫ぶその先には何が待っているのか???公安警察に詳しく、稀代の悪法「秘密保護法」に早くから警鐘を鳴らし続けている青木理さんのお話を、メディアの危機に警鐘を鳴らす永田浩三さんが引き出します。今、最も聞きたい話をズバリ語っていただこうと思います。

 ◎秘密保護法に反対する杉並区民と杉並区議連の共催・協賛企画!どうぞ、御参加下さい。お待ちしています!
 ◎時:2月8日(日)14:00~17:00(開場13:40)
 ◎ところ:杉並区立産業商工会館一階展示室(TEL03-3393-1501)
       杉並区阿佐谷南3-2-19、JR中央線阿佐ヶ谷駅南口下車5分、丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅3分
  資料代:500円、   *替歌♪♪&アピールも乞う!ご期待♪
 ◎主催:秘密保護法に反対する杉並アピールの会
    共同代表 伊藤定良(青山学院大学名誉教授)小林緑(国立音楽大学名誉教授)
    秘密保護法廃止!杉並区議会議員連絡会
 ◎協賛:NO WAR杉並  戦争させない杉並100人委員会
 ◎連絡先:秘密保護法に反対する杉並アピールの会 090-4664-6105(深野)

〈集会のお知らせ〉

★俵義文です。近くになりましたので再度のご案内です。
 この集会の目玉はいくつもありますが、その中でも次の2つが注目です。一つは、12月の総選挙でオール沖縄の支持で4区から当選した元県会議長の仲里さんの沖縄戦体験が聞けることです。二つ目は、「知る沖縄戦」の現物が資料として先着150名に配られることです。
 これはもう新聞社にも在庫がなく、入所ができないものですが、「沖縄戦首都圏の会」として何とか150部を確保しました。どうぞ、誘い合わせてご参加ください。

*沖縄平和ネットワーク首都圏の会・沖縄戦首都圏の会共催
 朝日新聞社が希望の学校に無料配布した教育特集「知る沖縄戦」を知っていますか?
 新聞半分の大きさでカラー12ページ、沖縄戦の体験者の証言が中心です。これを「一方的な歴史観に基づき作成した教材」との指摘を受けて回収した学校があり、使用自粛の動きも出ています。38万部発行と言われていますが、デジタル版で告知されたこともあり、実物を見ている人は多くありません。そこで「知る沖縄戦」を実際に手にして、実態や内容の検証、そしてもう一度「沖縄戦の深層」に迫る会にしたいと思います。どうぞ、ふるってご参加ください。

  2015年2月5日(木) 18時15分開場 18時半開始(予約不要)
  会場:文京区民センター2A 都営三田線・大江戸線春日駅下車すぐ
     東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅下車徒歩3分
    【プログラム】
     ①特別報告 「私の沖縄戦、そして」-仲里利信さん(沖縄4区選出衆議院議員・元沖縄県議会議長)
     ②検 証 「知る沖縄戦」を読む-高橋順子さん(日本女子大学教員)
     ③報 告 「知る沖縄戦」を使った実践-川口芳彦さん(公立高校教員)
     ④報 告「知る沖縄戦」をめぐる動き-柴田健さん(沖縄戦首都圏の会事務局)
    資料代:500円(先着150名には「知る沖縄戦」付)
    共催:沖縄戦の史実歪曲を許さず沖縄の真実を広める首都圏の会(沖縄戦首都圏の会)、
        沖縄平和ネットワーク首都圏の会
    連絡先(沖縄戦首都圏の会):〒101-0051千代田区神田神保町3-2
      千代田区労協気付 http://okinawasen.blogspot.jp/
      千代田区労協 Tel 03-3264-2905 Fax 03-3264-2906
    ———————————————–
     子どもと教科書全国ネット21 Children and Textbooks Japan Network21(CTJN21)
     E-mail kyokashonet@a.email.ne.jp
     HP http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/
     ℡:03-3265-7606 Fax:03-3239-8590

テント日誌より

経産省前テント広場のメーリングリスト(1月25日)より


 知事選に続き衆院選でも沖縄では惨敗した安倍政権はそれを無視し、前知事仲井真の裏切行為と呼ぶほかない埋め立て承認を手掛かりに辺野古の埋め立てを強行せんとしている。口を開けば「法治国家」だ「反テロ」というが、どこに法治国家があるのか。国民の意思を無視することと「法治国家」の存在はどう関係するのか。聞いてみたいものだ。法治国家は彼らには都合のいい言葉に過ぎず、国民の意思が憲法を作り、それによって政治(権力行使)を行うという原則は彼らの行為にはない。辺野古の基地についての沖縄県民の判断は憲法的な判断である。あのような意志は憲法を作りだした意思と同じである。憲法(法治国家)の何かを沖縄の国民の行為は示している。安倍政権の体質と行為は「法治国家」などご都合的な言葉だが、僕らはそれには騙されやしないのである。

 「イスラム国」のテロ行為を批判するのはいい。これについてはいろいろと意見もあるが、このことで、今、安倍政権が沖縄に向けてやっている行為はごまかされない。安倍が沖縄でやっていることは専制的で、強権的な国家行為であり、これは国家(権力)によるテロ行為ではないのか。「イスラム国」のテロ行為を批判するのはいいが、だからと言って自国民に向けられたテロ的な行為を僕らは見逃さない。

 1月17日には「女の平和」を合言葉に7000人の人々が国会を包囲し、安倍の積極的平和主義という名による戦争主義(戦争を普通のこととしてやるという考え)を批判した。日本が戦後に国家行為として禁じてきた戦争を積極的平和主義の名で破る行為は許されない。これは基盤的には高度成長経済に行き詰まった日本経済が金融経済と軍事経済に活路を求めたアメリカ経済の模倣に走ろうとしていることがある。軍事経済や軍需生産に高度成長後の道を見出そうとしている。武器輸出の規制を緩和し、原発を輸出することも関連するが、軍事生産拡大の道に歩を進める。結局、アメリカが冷戦構造崩壊後も戦争への道を止められなかった歴史を安倍は経済的基盤の方から後追いしているのである。集団的自衛権行使容認はその政治的対応である。アメリカの要請だけではなく、日本経済の面から出てきたこの道は危険な道である。アベノミクスの隠された実体がここにあるが、政治と経済の両面からの戦争への道が出てきたこの匂いに僕らは敏感でなければならない。安倍の中東訪問とそこでの演説にこうした匂いを人々が察知していることを僕らは知らねばならない。

 女性の声を中心に盛り上がった安倍の積極的平和主義批判(集団的自衛権行使容認批判)は現在から未来にかけての日本の政治的動向への警鐘であり、多くの共感を呼ぶものだった。1月17日と1月25日、赤と青の彩りで発せられた安倍批判は僕らが共有していくべきものだろう。(三上治)