第105回芥川賞受賞作、荻野アンナ『背負い水』(文藝春秋 1991)を読む。
表題作の他、『喰えない話』『四コマ笑劇「百五十円×2」』『サブミッション』の3作が収められている。
『背負い水』は、旧来の家族観や恋愛観と対比させる形で、新しいドライな家族のありようや、デジタル感覚な恋愛模様が描かれる。文体も「研ぎすまされ」ており、現在の芥川賞受賞作の流れに近い内容となっていた。
他の3作も少しだけ読んだが、残念ながらついていけなかった。
『背負い水』
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第105回芥川賞受賞作、荻野アンナ『背負い水』(文藝春秋 1991)を読む。
表題作の他、『喰えない話』『四コマ笑劇「百五十円×2」』『サブミッション』の3作が収められている。
『背負い水』は、旧来の家族観や恋愛観と対比させる形で、新しいドライな家族のありようや、デジタル感覚な恋愛模様が描かれる。文体も「研ぎすまされ」ており、現在の芥川賞受賞作の流れに近い内容となっていた。
他の3作も少しだけ読んだが、残念ながらついていけなかった。