「『である』ことと『する』こと」問題

以下は先日私が作成した丸山真男の「『である』ことと『する』こと」についての定期考査の問題である。

問五 本文の論旨と一致するものを、次の1〜4の中から一つ選べ。

  1.  国家や自治体を収めていくためには、民主主義をより一層発展させていくことが大切であり、「である」社会のモラルを徹底させていかねばならない。
  2.  現在私たちが自明のものと考えている主権や自由、民主主義といったものは、国民のさまざまな階層の立場の人たちが政治に参画し、不断の努力をすることで守られるものである。
  3.  民主主義や権利の研究に従事する学者は、「する」原理に基づいて社会の変革の一端を担わなければならない。
  4.  保守的な考えを持つ政治家には国家についてのあるべき哲学が、革新的立場に依拠する政治家には歴史に裏付けされた理論があり、保守と革新の統一こそが現在の政治に一番求められる。

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