『現代社会と人権:女性・障害者・死刑…』

上智大学総合講座担当者編『現代社会と人権:女性・障害者・死刑…』(新幹社 1992)を読む。
厳格であるべきはずの死刑の執行手続きに法務大臣の恣意的な判断が加わったり、国際的な潮流でもある男女平等な労働環境整備が、法よりも日本的な「行政指導」の努力目標に掲げられている現状が具に報告されている。まだまだ日本社会は法治主義が徹底されておらず、一個人のあいまいな政策判断が多いことを知った。

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