武蔵野線東浦和駅から徒歩15分、東川口駅からスクールバスで9分という、大学の立地条件としては不適な場所に位置する。
1987年、団塊ジュニアをターゲットとして経営実務学科のみの短大として開学した。しかし、団塊ジュニアのブームが去ってからは苦しい経営を強いられ、2001年には隣接する敷地内に埼玉学園大学を設置したものの受験生は集まらず、AO入試や指定校入試で生徒をかき集めている状態が続いている。AO入試も6月から3月まで毎週のように実施されている。2008年度よりビジネス実務学科に加え、子ども学科が開設されている。
ビジネス実務学科は経営実務コース、簿記会計コース、ビジネス情報コース、ビジネス心理コース、言語コミュニケーションコースの5つのコースが設置されているが、どれも初歩的な資格や、接客、経営の基礎的なマナーを身につけることを目的としている。
子ども学科の方は、2年間で幼稚園教諭、保育士、ベビーシッターの資格が取得可能であり、付属の幼稚園もあり、なかなか充実しているのではないか。おそらく今年は第1期生が卒業するので、就職にも力を入れていることだろう。
埼玉に在住しており、家から通える無目的な学生にとっては、「とりあえず」の選択肢として入ってくるのだろう。