『黄金仮面』

江戸川乱歩『黄金仮面』(ポプラ社 1970)をパラパラと読む。
昭和5年(1930年)から昭和6年(1931年)にかけて雑誌『キング』に連載された作品である。次から次へと事件が起こり、その度に仮面やマントを被って変装する輩が登場する。犯人がダミーで作成した石膏の仏像に「A.L」という記名があったことから、名探偵明智小五郎は黄金仮面の正体がアルセーヌ・ルパンであると見破る。
流石にこれはないだろ。