『レンズに映った昭和』

江成常夫『レンズに映った昭和』(集英社新書 2005)を読む。
毎日新聞の報道カメラマンとしてキャリアを出発させた著者が,フリーとなり,米兵と結婚して渡米した日本人妻や旧満州で家族と生き別れとなった残留日本人のその後の人生を一枚の写真で表現するようになった。そうした取り組みに対する思いが述べられる。