PRIDEーG

昨日テレビでプライドグランプリを見た。桜庭がホイス・グレイシーを破った試合が印象深かった。ホイスが大道塾の市原海樹を腕ひしぎでKOしたのが94年のアルティメット大会であった。それからというもの日本の格闘技界の異変が起こった。まずプロレスと格闘技の別がなくなった。10年前を振り返って見ても、あまりにその変化が激しくてその軌跡をたどることは難しい。この間骨法が、シューティングが、大道塾が、高専柔道が、レスリングが大きく変わった。その中で武道的なものもまた失われていった。極真が今や空手界の保守的立場に置かれている現実をもう一度考えてみる必要がありそうだ。