「レジ袋有料 来年4月にも」

本日の東京新聞夕刊に,プラスチックごみによる海洋汚染への対処として,経済産業省が音頭をとって,来年4月にもレジ袋の有料化を実施するとの記事が掲載されていた。
記事内容には全く問題がないのだが,深刻な海洋汚染問題に対し,レジ袋の袋の削減だけで事足れりという安易な考えは否定しておきたい。今現在も福島第一原発事故の汚染水が海洋に流出し続けている。また,住民の意向を無視した辺野古基地建設に伴い,水質汚染,生態系の破壊も進行中である。

政治的・外交的なアピールを優先したり,安直に解決策を矮小化したりするのではなく,数字的データに基づいた有効な海洋汚染への解決策を提示したい。

それにしても,レジ袋が数十円になったら,スーパーやコンビニのレジの風景も大きく変わることだろう。