松居大悟監督、大関れいか主演『私たちのハァハァ』(2015)というDVDをツタヤで借りてきて観た。
「北九州の片田舎から女子高生が自転車で1000キロ離れた東京を目指す青春ロードムービー」というキャッチフレーズに心が惹かれ、レンタル開始を待っていた作品である。
残念ながら楽しみにしていた自転車旅は冒頭の20分ほどで終わってしまったが、リアルな女子高生の一夏の成長を描いた青春映画には間違いなかった。北九州から東京まで飛行機で行けば2時間足らずの距離であるが、わざわざ自転車で行こうとする若さと、ツイッターやラインを使いこなし、旅に付き物の孤独とは無縁の新鮮な冒険感覚が印象に残った。
『私たちのハァハァ』
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