本日、出勤途中にいつも聞いているTBSラジオから、国土地理院が3Dプリンターで立体地図が作成できるデータを公開したとのニュースが流れた。
早速、家に帰って国土地理院のホームページを見たところ、日本全国の地図が全て3Dデータ化されていた。このデータで気軽に立体模型が作れたら、実際に水を流して、河川の土砂災害の様子を分析したり、水中に徐々に沈めていって温暖化による水面上昇の被害を観察したり、教室で災害のシュミレーションをすることが可能となる。これまで紙媒体にせよ、電子媒体にせよ、平面から立体を想像せざるを得なかった地図が、「実験」によって再現可能な地球科学の材料となるのだ。
これからの教材研究、授業工夫の可能性が大いに広がっていくワクワクするようなニュースであった。そのうち、地表温度や海水温、気圧や風力の値などを入力したら、そのデータ通りの雲や台風が作れるようになるのであろう。
“地理院地図3D”
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