堀江貴文『稼ぐが勝ち:ゼロから100億、ボクのやり方』(光文社 2004)を読む。
当時ライブドア社長としてマスコミにもてはやされ、気炎万丈な頃の堀江氏の成功談である。しかし、その中身であるが、企業を立ち上げ利益を増やすための経営戦略に関する記述はほとんどない。「できるヤツはいいレストランで息を抜く」「自己中でいこう」「成功体験をもてるかどうか」「資金は一気に集めろ」「アルバイトはすぐにやめよう」「人の心はお金で買える」といったように100億稼ぐにあたってのモチベーションを高める宗教本のような様相を帯びている。これはこれで当時は面白かったのであろう。
『稼ぐが勝ち:ゼロから100億、ボクのやり方』
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