月別アーカイブ: 1999年12月

早大個人情報提出問題

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/199912/08/1208m216-400.html

政経教授会が大学当局を批判したという記事です。
高校生には分かりにくい問題です。
早大における「当局」とは法人の理事会と各学部に分かれていて、最近はこの理事会当局のはちゃめちゃな運営に各学部単位で反対の声が挙がるという構図になっていました。
今回の問題も政経対法という図式と複雑に絡んだ人事が背景にあるのでしょう。
大学当局の運営の問題にすり替えるのではなく、今こそ話の出来る教員との連携のもと、単なる大学内の問題にとどまらない問題提起および行動が求められている。

今日の毎日新聞朝刊より

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/199912/01/1202m102-400.html

こんばんは、お久しぶりです。
amlで「号外」を拝見しました。
私は今回の個人情報漏洩事件を朝のTBSのラジオで知りました。
番組の中で、慶応大学出身の森本毅郎さんは最近「早稲田らしさ」がなくなったのがそもそもの原因だと言っていました。
確かにそうだと思います。
四月二日以降の早稲田大学の状況は分からないですが、おそらく「奥島以降」の早稲田を指しているのでしょう。
毎日新聞は「学の独立の自らの否定」という論の立て方でした。いかにも毎日らしくて好きです。
しかし学生側としては「警察権力←→大学」という構図ではなく、「警察権力・大学当局←→学生」という構図で見ていくべきでしょう。
江沢民の問題や講演会自体の問題もありましょうが、やはり今回は学生の自主自治活動基盤の根底にあるキャンパス内での「表現の自由」の弾圧です。

今後の学生側の動き、当局の出方等教えてください。
また当該の学生は厳に声を挙げていくべきです。
「革マルだからいい」「過激派はやばいからな」等の流れに抗する運動が求められています。
現実に早稲田にいると厳しい状況しか見えてこないと思いますが、離れて見てみると、早稲田の学内の動きというのは学生が捉えている以上に影響が大きいものです。
先程の「早稲田らしさ」という大学と学生の健全な拮抗状態をまたつくっていかなければならないし、その学生の情報を平気で流す大学当局を許すわけにはいかないでしょう。
ともかくもともに頑張ろう。


99/12/02 2:20:58 ピンポン
ヤバすぎっ!!
今回の事件は早大でもかなりの反響です。
提供先が企業(これはこれで問題)とかではないですからね。ヤバすぎでしょう。
こうなってくると一時期噂されていた「サークル名簿の警察への提供疑惑」も現実の恐怖となって来ました。