音楽」カテゴリーアーカイブ

"MANIFESTO"

ここしばらくライムスターというヒップホップグループの「MANIFESTO」というCDを借りて車の中で聴いている。
グループのリーダーである宇多丸さんが頻繁にTBSラジオに出演するので興味を持ったのがきっかけである。ラジオを聴いていると、同世代の男性のアンテナにズバリとひっかかるような、映画やアイドル、巣鴨中学高校時代のねじ曲がった心境や逸話などの話が多い。また小島慶子さんの昼の番組にも出演しているのだが、そのやりとりはラジオならではの面白さが詰まっている。
芸名の不思議さと相俟って、一体どういう人なのだろうと2年近く関心を持っていたのだが、前日dmmに加入しやっと借りることができた。

日本語ラップというと、十数年前に大流行してそのまま消滅したのかと思っていた。当時は女性アイドルがボーカルをつとめていたり、歌詞も無理矢理韻を踏んだようなおちゃらけたものが多かったよう思う。
しかし、このライムスターの曲は、基本男性の野太い声とノリのよい音楽に乗せられ、日常生活の中で感じる悲哀や違和感が心地よく語られる。

『麻衣』

先日、DMM.comというCDやDVDのみならず衣装や車までレンタル商品を扱っているサイトの会員となった。毎月8枚CDやDVDが自動的に送られてくるので、子どものトミカのDVDを借りまくっている。

久石譲の娘の麻衣さんの『麻衣』というCDを借りて車の中でずっと流している。その中の「永遠の地へ」という曲が特に気に入ってリピートして聴いている。伝統芸能や俳優と違って、音楽は親の七光りが通用しない世界である。その中で、父親が作曲した曲ではあるが、独自の透明な世界を表現しようと何度も練習し心を込めて歌っている感じが伝わってくる。

『the ジブリ set』

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札幌を中心にハウス系ミュージックのDJをしている、DAISHI DANCEという人がアレンジしたCD『the ジブリ set』(2008)をツタヤで借りてきた。
宮崎駿と久石譲が組んだ『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』などの映画音楽が低音の効いたカッコいいリズムで奏でられる。
たまには人目を気にせず、こうした音楽で思いっきり汗をかいてダンスをするというのもいいかもしれない。。。

久石譲ベストアルバム

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最近久石譲のベストアルバムを運転中に聴いている。
20年前のアニメ映画『アリオン』や『風の谷のナウシカ』から、15年前の北野武監督映画『あの夏一番静かな海』や大林宣彦監督『ふたり』のメインテーマ、ソロアルバムから『さくらが咲いたよ』などの曲が収録されており、つい自分自身の20年前、15年前の記憶と重ね合わせてしまう。高校を卒業して一人暮らしをしながら新聞を配っていた頃や、免許を取得したばかりで深夜ドライブに走り回っていた頃の光景が浮かんでは消えていく。特に『あの夏一番静かな海』は、朝刊を配り終わった日曜日の昼に、一人アパートでビデオを借りてきて14インチのテレビで観賞したのだ。当時住んでいた伊勢原や厚木の駅前の賑わいが懐かしい。たまにはふらりと自分の歩んできた足跡を辿ってみたいとも思う。車で高速をすっ飛ばせば3時間くらいで着く距離であるが、なかなか今の多忙な生活では実現は難しい。

『EPopMAKING〜Popとの遭遇〜』

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最近、ビートクルセイダーズの『EPopMAKING〜Popとの遭遇〜』(2007)にはまっている。
20分ばかりの車通勤の時間に声を出して歌うというのはストレス解消に良い。即興で録音したようなライブ感に溢れ、ボーカルのヒダカトオルさんのかすれた声がスッバラシイ。是非ご試聴あれ!