『ファザーファッカー』

内田春菊『ファザーファッカー』(文藝春秋 1993)を読む。
母からは冷遇され、養父に犯され続けた少女が物心ついた頃から16歳で家出するまでが独白調で語られる。家族すらも他人であるとか、性の商品化などのテーマを読み取ることもできるが、結局はエロをネタにしただけの注目狙いの作品という印象は免れない。

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