『ここで差がつくメモ術・手帳術』

大勝文仁『ここで差がつくメモ術・手帳術:この59の使い方で「仕事力」が10倍つき「自分の時間」が豊かになる!』(こう書房 2005)を読む。
人生の大目的やビジネスのノルマ達成に向かって、細かいスケジュール管理やセルフマネージメントを強いるような「近代合理主義」を突っ走るような手帳術ではなく、ややトーンを落とし、「気分のいいスケジュール」や「私家版『ミシュラン』」「雑学メモ」「自分史の材料」など、少し立ち止まって手帳と対話することを勧めている。

一つ「なるほど」と思ったメモ活用術があった。
それは、お礼や挨拶のメモや手紙を送る際に、「Many Thanks! 先日はどうもありがとうございます」と現在形のメッセージを添えるというものである。「ありがとうございました」と過去形で感謝の言葉を書くよりも、今後の関係が続く雰囲気が出ると述べる。

確かに「昨日はお世話になりました」よりも、ちょっと文法的にはおかしいが「昨日はお世話になります」と現在形で書いた方が、過去との断絶を感じにくく、現在につながる感じがする。

手帳活用本 農密度スケール
7 フランクリン手帳、熊谷式夢手帳「計画する手帳」〜緻密なスケジュール管理
6 「超」整理手帳〜効率的な時間管理
5 今回の手帳本はこのレベル ToDoリストやポストイットを含めた効率的なビジネス手帳
4 市販の能率手帳、高橋手帳など〜一定のフォームのがありながら、活用法は自由
3 システム手帳〜自由な差し替えが可能
2 アバクリ手帳、ロフトやハンズにあるような手帳〜日付と枠だけ入った手帳
1 ほぼ日手帳、トラベラーズノート 活用法自由自在

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