本日の東京新聞朝刊にオーストラリア西部海域に二酸化炭素を海底地層に貯留する事業が計画されているとの記事が掲載されていた。
よく分からなかったので、ネットで調べてみたところ、地下2,500メートルの砂岩層に二酸化炭素を圧入するCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)という技術だそうだ。さらに砂岩層の上には 二酸化炭素を通さない泥岩などの遮蔽層で蓋をする。二酸化炭素は空気の1.53倍あるので、二酸化炭素は砂岩層に溶け込んだまま固定されるという、中学生でも考えつきそうなアイデアである。
こうしたCO2を固定化する技術というのは、今後とも急速に発達していく分野であることは間違いない。大学では分子工学や分子科学と呼ばれる学科や専攻で研究されている。意欲ある人は調べてみてください。