本日の東京新聞朝刊に、人口8,600万人を抱える大国イランと原油生産量世界第3位(2022)のサウジアラビアの両国が、中国の仲介によって外交を正常化させるとの報道があった。
米国はイランとの交渉チャンネルがなく、ロシアもウクライナ侵攻に係っきりなので、中国の仲介は時宜を得たものである。イラン、サウジアラビアの両国とも中国が進める一帯一路経済圏構想に名を連ねており、習近平が主導したアジアインフラ投資銀行の署名国ともなっている。中国との三角関係が大きく影響したとも考えられる。
記事にもあるがイエメンの内戦やホルムズ海峡の緊張などが解消される期待もあり、