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『ヒ・ノ・マ・ル』
大岡玲『ヒ・ノ・マ・ル』(新潮社,1992)を半分ほど読む。
厚労省に勤める国家公務員がある朝目覚めると、枕元に垢舐め妖怪が立っていたという状況から始まる純文学である。途中まで読んだが、淡々と日常が描かれるばかりで、イマドキの芥川賞作品にありがちな、日常の生活や日常見慣れている風景に対する違和感をテーマにしたような小説で、読むのをやめてしまった。
「インド自動車市場競争激化」
『バッテリーⅥ』
あさのあつこ『バッテリーⅥ』(教育画劇 2005)を読む。
シリーズ全巻を毎日のように読み続けた。全6巻の物語の大半が野球の試合のシーンではなく、中学1年生のピッチャーの原田巧を巡る人間模様であった。6巻目の最後の最後で納得がいく終わり方であったのでよかった。