月別アーカイブ: 2020年9月

「ロシア、対欧米で軍事演習」

本日の東京新聞朝刊に、ロシアが関係の深い周辺国と合同で、今年最大規模の軍事演習「カフカス2020」を行ったとの記事が掲載されていた。

記事には詳細は書かれていないが、中国、イラン、パキスタン、ミャンマー、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシの7カ国の部隊が参加している。親ロシアのベラルーシはもちろん、中国とイラン、パキスタンあたりは、対米国、対インドということで分かるが、そこにミャンマーが加わっているというのが少し不思議である。また、ナゴルノカラバフを巡って紛争が続いているアルメニア、アゼルバイジャンの両国とも参加しているのも首を傾げてしまう。報道されていない事情があるのだろう。

「極夜が舞台 素粒子追う」

先日、南極に関するプレゼンがあったが、やはり南極は面白い。
極地方はオーロラが見られるなど、地磁気の影響で宇宙からの素粒子(ニュートリノ)が収束する地域となっている。そうした地球の最果ての地で宇宙の研究が行われている。
また、南極は白夜と極夜しかなく、日の出と日の入りが年に1度しかない。また、極高圧帯に属するため、ほとんど降雪がないのも特徴である。

 

「対キューバ制裁 トランプ氏強化」

本日の東京新聞朝刊に、米トランプ政権が、フロリダ半島から200kmほど南に浮かぶキューバへの経済的制裁を強化したとの記事が掲載されていた。
キューバは1959年にキューバ革命が起こり、中南米最初の社会主義国となった国である。1962年には旧ソ連のミサイル持ち込みによるキューバ危機が発生し、米国の目と鼻の先でソ連と米国の衝突騒ぎとなり、あわや第3次世界大戦かという事態まで発展している。

前オバマ米大統領の時に、キューバとの関係が修復し、今後ますます交流が拡大していくとの期待が流れたが、トランプ大統領になってからそうした雪解けムードも風前の灯となっている。今回の制裁は、大統領選挙を前に更に強硬な姿勢をアピールする狙いがあるのだが、如何なものかと思う。現在のキューバとロシアは関係も深くはないので、米国が政治的・経済的にキューバを敬遠する理由はない。トランプ大統領の益荒男ぶりのアピールのために、振り回される中南米諸国はたまらないであろう。

米国にとって、中米諸国は米国の裏庭といった感覚が続いてるようだが、いつチャイナマネーが進出してくるか分からない。21世紀のキューバ危機は近いかもしれない。

『台頭するインド』

松田健『台頭するインド:知られざる世界の巨大市場『インド』の実態に迫る』(カナリア書房 2007)をパラパラと読む。
著者は日刊工業新聞で長く記者を務めており、本書もインドに進出企業の担当者向けに、インドにおけるインフラ環境の進展や巨大な市場を抱える可能性、商習慣について述べる。さらには、宗教や教育、カーストなどの細かい話も含まれている。

自転車整備

初めて錆びついたチェーンを、アルカリ洗剤が入ったペットボトルに入れてシェイクしてみたが、驚くほどキレイになった。
そのあとの注油も乾いた地に水が染み込むように、脂がインナーリンクに吸収されていった。
これからは、外せるチェーンであれば、ペットボトルを活用してみたい。