月別アーカイブ: 2011年7月

『コミック版その時歴史が動いた』

沖隆次・たかや健二『コミック版その時歴史が動いた:中国英雄編』(集英社 2004)を読む。
NHKの同名の歴史番組の漫画版である。秦の始皇帝の天下統一から崩壊までと、項羽と隆邦の戦いの2編が収められている。特に項羽と隆邦の戦いについては詳しく史実に基づいて詳しく描かれており勉強になった。

難関大学入試研究会

2011/07/22

駿台予備学校「難関大学入試研究会」に参加してきました。
テキトーにお読み捨てください。

■少子化
2012年度:受験人口74.1万人、入学定員65.7万人
大学を選ばなければ入れるが、難関校の志願者は変わらないor増えている。

☆東大・一橋大
例年と傾向は変わらず。「理高文低」の流れ

☆主要国公立大学
東工大および医学部医学科が後期をほぼ廃止したため、横浜国立大学や千葉大、東京農工大、電通大あたりに受験生が流れている。

☆早慶の動向(方向性が異なる)
早稲田大学→センター利用入試の募集を増やし、国公立大型(5教科)の生徒への門戸を広げている。
慶応大学→センター利用入試の募集を減らし、記述型の入試に重点を置きつつある。

■2012年度センター試験の指導に向けて
変更点に注意
・出願時に地歴、公民、及び理科の「科目数」を申し出るが、以降の変更は一切不可
「理1ー歴公1、理1ー歴公2、理2ー歴公1、理2ー歴公2」の4パターン
・同一高校内でも、上記のパターンで試験会場が分かれる可能性がある。
・過剰受験科目(地歴公民を2科目受験した場合)について、大学によって第1解答科目を採用する場合と、高得点を採用する場合に分かれるので注意。
・志願票の記入がやや複雑
生徒の誤記入に注意、教員の誤指導に注意。出願「失格者」を出すことのないように。

■2012年度入試結果を見て、現高2生が高3となる2012年7月にセンター試験の実施方法や入試科目、配点などが変更になる可能性あり。
■センターの科目や内容がどんどん変更になるので、国公立大学やセンター利用入試では現役生が有利な状況が2〜3年は続く。
■国公立志望、私大志望問わず、センター5(6)教科7科目の勉強、そして指導が求められる。

『プロも見落とす家づくりの急所』

濱口和博『プロも見落とす家づくりの急所』(ニューハウス出版 1992)を読む。
建築事務所を営む著者が、リビングの機能に始まり、台所の配置や、ドアの設置向き、トレイの段差など、まさにタイトル通りの、生活していく上での細かい配 慮が分かりやすく述べられている。

『精神道入門』

小栗左多里『精神道入門:こんな私も修行したい!!』(幻冬舎 2004)を読む。
漫画家である著者が、1泊2日ないしは2泊3日で、写経や座禅、断食、お遍路、内観などにチャレンジしていく。ぐうたらな漫画家が何気なしに取り組むというスタンスで書かれており、読者も身構えることなく読むことができる。途中漫画での説明もあり一気に読んでしまった。

『住宅ローンが危ない』

山下和之『住宅ローンが危ない』(平凡社新書 2006)を読む。
執筆当時、長期金利が上昇していた時期であり、全般的に短期変動金利の危険性を指摘するものであった。特に借り入れ額が大きく、長期に渡って返済を続けざ るを得ない人に対しては、フラット35などの全期間固定金利しかないと説明する。返済期間が10年ほどで、借り入れ額も少ない場合のみ変動金利の選択の余 地があると説く。