読書」カテゴリーアーカイブ

『WORLD JOURNEY』

高橋歩編著『WORLD JOURNEY』(サンクチュアリ・パブリッシング 2005)をパラパラと読む。
著者夫妻の世界一周旅行の思い出に加え、他十数人の世界一周旅行経験者のアドバイスやおすすめが紹介されている。スマホが普及する前のハウツー本であり、現在の円安時代と金銭感覚も異なっており、字を目で追っているだけになってしまった。

『竹中先生、経済ってなんですか?』

竹中平蔵『竹中先生、経済ってなんですか?』(DMD JAPAN 2008)を読む。
小泉内閣で総務大臣を務め、郵政民営化に協力した竹中氏の名前が冠された本である。漫画や会話文で為替や金融政策、景気、株式会社について、分かりやすく説明されている。経済の素人には理解しにくい「資本」について、「パンを生産する工場の機械」や「家事労働の際の洗濯機や掃除機」など、仕事の生産性を高め、経済を豊かにするという説明は理解できた。

どこまで著者本人が関わったのか分からないが、「インフレ」や「株」など、個々の用語の説明は分かったが、経済という全体像は理解できなかった。

『LOVE&FREE』

高橋歩『LOVE&FREE:世界の路上に落ちていた言葉』(サンクチュアリ出版 2001)を読む。
私と同世代の著者が20代半ばの頃に出版した本である。2年間かけて夫婦で世界を旅しながら、風景や人物との出会いを通して、素直に心に浮かんだ言葉が綴られている。印象に残った言葉を紹介したい。

BELIEVE YOUR トリハダ
鳥肌は嘘をつかない。

言葉も文化も違う異国においては、自身の恐怖感や違和感を信じろということか。

夕陽に感動する余裕を持って、毎日を生きよう。
夕陽はいつもそこにある。

普段なら読み飛ばしてしまう内容だが、最近の自分には刺さる言葉だった。日々アップアップしているが、夕陽に感動する気持ちをキープしたい。

『中田語録』

文藝春秋編『中田語録』(文藝春秋 1998)をパラパラと読む。
ちょうど中田選手を司令塔に日本代表が出場したW杯フランス大会が開催された年に刊行された本である。タイトルにある通り、インタビューでの彼の発言に補足を加えた

「ブラジルを小バカにするようなプレーがしたい」「年齢や経験を問題にするなんて、ナンセンス」など「生意気」な発言がある一方、「基本があれば、1を100にすることだってできる」「ワールドカップに優勝する可能性だって、ゼロじゃない」といった生真面目な発言もある。総じて、引退した後の人生を見据えた「斜め上」の発言であることが分かる。

『筋ジストロフィーの高校生、宇宙を学ぶ』

千頭一郎『筋ジストロフィーの高校生、宇宙を学ぶ』(岩波ジュニア新書 2003)をパラパラと読む。
鹿児島大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程を修了した著者が、初めて赴任した養護学校での4年間の活動を振り返っている。タイトル通り、筋ジストロフィーの高校生と一緒に大学の研究会で発表したり、ハワイの天文学者と交流したり、他の普通科高校の生徒とオンラインで会話を楽しんだり、ちょうどブロードバンドが普及を始めた頃で、車椅子であっても、パソコンだけで世界とつながる活動ができるという内容であった。

ざっくりまとめてみると、養護学校の生徒の成長にもつながる意義深い活動ではあるが、文章として読み続けるのは辛かった。もっと構成で工夫ができないだろうか。