一昨日より社事大の社会福祉士養成課程の通信教育の現場実習が始まった。千葉にある知的障害者更生施設で、利用者の方々と直接触れ合いながら勉強している。電車を乗り継いで片道2時間かかってしまい、それだけでもへばってしまうが、多くのものを経験主義的に吸収したい。
現場実習計画書 実習施設名 我孫子市立あらき園
日本社会事業大学通信教育科
社会福祉士養成課程
現場実習計画書 現場実習のテーマと課題
私自身、近い将来に、養護学校高等部で勤務するにあたって、生徒の一生涯にわたる支援を見通した進路指導の充実を図っていきたいという夢を持っています。 教育機関と福祉機関の縦割り行政の中で、「個別の教育支援計画」をいかにして効率の良い充実したものにしていけるのか、その可能性を探る実習にしていきたいと考えています。
- 生活支援施設としての視点を持った施設のあり方、職員の動向の理解
- 利用者個々のニーズに応じた支援サービスの実態把握
- 個別支援計画の作成とその活用の把握
- 利用者の自立支援の実情とそのサポート体制の理解
課題・テーマへの具体的取り組み方法
- →陶芸室や木工室など施設を見学し、日課における職員の動きや配置について学びたい。施設等で働く職員の勤務状況やスーパーバイザー制度についても機会があれば学んでみたい。また、利用者サイドに立って、障害者手帳や療育手帳、支援費制度など金銭面、税制面での負担や軽減の制度について把握したい。
- →一日の流れを通し、個々の利用者の生活支援の様子を学びたい。
特に陶芸や木工、農芸などの諸活動がどのような形で社会生活への適応と繋がっていくのか、という点を意識して利用者と共に体験してみたい。また、個別運動において、個々の利用者本人の身体諸機能の実態とその支援の方針について指導を仰ぎたい。利用者と一緒にストレッチや歩行、作業をする中で、持ち味の体力を活かして積極的にコミュニケーションを図っていきたい。 - →養護学校で作成された「個別の移行支援計画」の活用のされ方について理解を深めたい。
養護学校と施設の連携に向けて取り組みが始まった「個別支援計画」の書類が、どのような形で保管され、どのように活用されているのか、現場の動きを把握したい。また、実際に施設において利用者を受け入れるにあたっての事務手続きや相談事項の概略を学びたい。 - →利用者の社会的自立、地域での自立の様子について個々の話を伺いたい。
利用者の退園後の自立や家庭での支援の様子、市における地域での福祉サービスの実態を理解したい。また、利用者の高齢化によって生じる様々な問題についての相談体制について、実態を把握したい。
地域との交流や、清掃活動、ボランティア活動、啓発活動を体験してみたい。