本日の東京新聞夕刊に、日本企業がインド洋に浮かぶ珊瑚礁の島国モーリシャスで波力発電の実用化を検討しているとの記事が掲載されていた。
波力発電は現在大きく3つの方式(稼働物体型、振動水柱型、越波型)で実用実験が進んでいる。波力発電の詳細の仕組みは書かれていなかったが、仕組みも簡単で、24時間安定して発電できるため、再生可能エネルギーのホープとも期待されている。
ここからは地理の話になるが、波が発生する原因の大半は風である。風と同じ向きで波は流れている。モーリシャスは南回帰線近くにあり、南東貿易風が常に吹いており、波も南東方向からやってくる。そのため、波力発電の設置がしやすい地域にある。
イメージを見る限りでは、装置の中に空気室を設け、水面が上下する力を利用してタービンを回する振動水注型のだと思われる。記事によると英国製の波力発電を設置するとのことだが、是非とも日本の技術で再生可能エネルギー分野を切り拓いてほしいと思う。皆さんはどうですか?