「宮城大川小の震災遺構公開」

本日の東京新聞朝刊に、東日本大震災で84名の児童・教職員が犠牲となった宮城県石巻の大川小の校舎が、震災の遺構として整備され、一般公開されたとの記事が掲載されていた。
2年生の1組、3組、4組では、津波の被害の恐ろしさと、私たち埼玉県民にも被害が及ぶ点、実際の避難場所についての授業を行った。2組だけは接続トラブルで実施できず、すみませんでした。

また、3年生の授業では、人類自らが犯したの負の遺産(原爆ドームやアウシュビッツ強制収容所、奴隷貿易のセネガルのゴレ島など)を敢えて残し伝える「ダーク・ツーリズム」について学習した。この大川小の遺構も、津波の惨事以上に、学校としての人為的な避難の誤りを風化させないという意味がある。問題はこの遺構に、現在を生きる私たちが何を学ぶかである。