昨日で仕事納めとなったので、目的地のない独りドライブを楽しんだ。
とりあえず、茨城北部にある袋田の滝に行った。日本の三名瀑と称されるだけあって、なかなかの迫力であった。
袋田の滝からぶらぶらと当てもなくさまよった。途中茨城県最大と言われる小山ダムに立ち寄った。このような大きいダムが今現在必要なのだろうかと疑問を感じながら少しだけ散策した。
愛車ミラージュと一緒にパチリ。
小山ダムを下っていくと、石岡第一水力発電所の脇を通りかかった。案内看板によると、1911年(明治44年)に運用を開始した日本で一番古い現役の水力発電所ということだ。人気のないちょっと古めかしい建物から機械音が漏れてきていた。
川を下って、そのまま国道6号線を下り、福島県いわき市に入って、歌枕にもなっている勿来の関へ行った。着いた頃は辺りは薄暗く景色を楽しむことはできな かった。この勿来の関とは、「副詞の呼応」頻出の「な~そ」の意味が含まれることからも分かるとおり、古くから東国の外れの象徴として捉えられていた。し かし、この古来から歌われた勿来の関が実際に福島県いわき市にあったという確証はないようである。
いわき駅近くのビジネスホテルで一泊して、小名浜へ向かった。久しぶりに見る水平線、久しぶりに聞く波の音、そして久しぶりに嗅ぐ潮の匂いにほっとした。