石綿敏雄『日本語のなかの外国語』(岩波新書 1985)をパラパラと読む。
ちょうどバブル前の頃の本である。当時日本語の文章にどんどん入ってきた外国語や外来語について取り上げている。すでに40年前の本なので、当時新しかったカタカナ語も、現在は使われていないケースも多い。
当時から「ワークシェアリング」や「電子メール」という言葉があったことに驚いた。また、「ハウスマヌカン」や「エキゾチシズム」「トーキングペーパー」など、現在も存在しているのに、使われなくなった言葉もある。
大学の授業のような内容で、途中から読み飛ばした。著者の経歴を調べてみると、私の出身の大学学部学科の直系の先輩であった。