白籏史朗『山と写真 わが青春』(岩波ジュニア新書 1980)をパラパラと読む。
刊行当時47歳の著者が、山岳写真家として食っていけるまでの過去半生が綴られている。1933年生まれということもあり、中学卒業後から働き続ける。山に対する憧れを抱きつつも、スタジオ写真や写真の現像、新聞の写真部など、自分の夢に近づいていかない苛立ちが描かれている。ようやく30代に入ってから少しずつ山の写真を撮る仕事に触れるようになった。著者はそうした長い下積み時代を「青春」と呼ぶ。
白籏史朗『山と写真 わが青春』(岩波ジュニア新書 1980)をパラパラと読む。
刊行当時47歳の著者が、山岳写真家として食っていけるまでの過去半生が綴られている。1933年生まれということもあり、中学卒業後から働き続ける。山に対する憧れを抱きつつも、スタジオ写真や写真の現像、新聞の写真部など、自分の夢に近づいていかない苛立ちが描かれている。ようやく30代に入ってから少しずつ山の写真を撮る仕事に触れるようになった。著者はそうした長い下積み時代を「青春」と呼ぶ。