本日の東京新聞朝刊に,チリのサンティアゴで予定されていたCOP25が国内のデモによる治安の悪化を受け,急遽旧宗主国のスペインのマドリードで開催されるとの記事が掲載されていた。南米の言語は植民地時代の名残で,人口の半数を占めるブラジルはポルトガル語,その他のほとんどの国がスペイン語というのは地理の常識である。しかし,記事にもある通り,旧宗主国のスペインがまだ政治的影響力を持っているとは知らなかった。貿易についても一応チェックしておきたい。
折を見て生徒にも伝えているが,英語,中国語の次に学んでおきたい言語はスペイン語である。4年制大学に進学する生徒は是非スペイン語に触れてほしい。地理の生徒は1学期にプレゼンを行ったが,不思議と南米の国を取り上げる人は少なかった。それだけ,距離的にも心理的にも遠い国のように感じているのかもしれない。地理Aはもう少しで南米に入るが,何か面白いネタはあるだろうか。アディオス。