昨日は家から一歩も出なかったので、本日初詣ライドに出かけた。しばらく輪行をしていないので、帰りに浅草から特急で帰ってこようと、都心をぶらぶらと走った。
北千住周辺をウロウロ、小石川、早稲田、神保町をプラプラと走り、靖国神社を経由して帰ってきた。考えてみれば小石川にある蒟蒻閻魔(こんにゃくえんま)、伝通院、漱石山房記念館と、『こころ』に纏わる場所に立ち寄ってきた。
伝通院は思ったよりも大きく、浄土宗のお寺である。室町時代の1415年創建ということである。高台に位置し、創建当時は水が出ない地形だったのだろう。なお伝通院という名は、家康の母の於大の方の晩年の名前に由来し、遺骨が埋葬されている。敷地内に淑徳SC中等部・高等部が設置されている。
その後、都立竹早高校と学芸大学付属竹早小・中学校の周辺を走った。学芸大付属竹早中学校の生徒は隣にある都立竹早高校には進学しない。竹早教員保育士養成所も隣接している。その後、東京教育大学跡地に立ち寄った。筑波大学の建物はあるものの、敷地も狭く、3つの学部を擁する大学があったとはおよそ信じられない。
胸突坂から椿山荘脇を通って早稲田に赴いた。途中和敬塾という伝統ある学生寮の前を通った。何でも細川公爵家の本邸の西洋館を改築して使っているとのこと。早稲田大学の南門に立て看規制に反対する立て看が!!
浅草に向かう途中で、靖国神社に立ち寄る。あまりの人手と軍歌を放歌高吟するおじさんグループが目に余り、すぐに退散。昨年は明治維新150周年キャンペーンがあったためか、大村益次郎像もどこか誇らしげである。今年は三一独立運動、五四運動100周年にあたっており、少し風向きも変わるだろうか。
最後、浅草で輪行袋を広げる。しばらく使っていなかったので、10分以上かかってしまった。おかげで春日部に止まる特急に乗り遅れてしまい、1本遅い東武動物公園止まりの特急で帰宅。