「都市の局地的豪雨」

本日の東京新聞朝刊記事より。
ゲリラ豪雨ないし局地的豪雨でも,雨が降る仕組みは授業中に説明した通りです。但し,都会は熱をためやすいコンクリートやアスファルトにより地表面が暖められるため,急激な上昇気流が発生することになる。これに加えて上空に寒気が入ってきたとき,気温差の拡大により不安定な積乱雲が発生し,1時間に100ミリを超えるような猛烈な雨が降ることになる。また,コンクリートやアスファルトは水を通しにくいので,地下鉄の通路や地下街に雨水が流れ込む都市型災害を引き起こしやすい。

この点は地学基礎と内容が重なります。都市型災害は他にも事例があるので,押さえておきたい。