本日は時間があったので、群馬県沼田市内を軽自動車でぶらぶらと散策した。
ここ数年、長期の休みにジオパークを巡っており、タモリも注目したという有名な河岸段丘を見てみたいという思いであった。また、今年から始まる大河ドラマの主人公の真田幸村の兄である真田信之が城主を務めた沼田城を見たいという気持ちもあった。
関越道に乗るのに迷い、高速のジャンクションでも道を間違え、関越道沼田インターを下りたのが1時過ぎであった。
河岸段丘を形成したという利根川の様子。一体どこに山を削るだけの力があるのだろうかと疑問に思うほど穏やかな流れであった。
沼田駅から沼田城址公園まで真っ直ぐ登れないほどの急な坂であった。最初自転車で上ろうと思ったが、ものの2分で挫折した。普段坂のない埼玉県東部地区で生活しているので、余計辛く感じた。
沼田城址公園の様子。城はかつて五層の天守閣のある立派なものだったらしいが、1682年に幕府の命で取り壊され、現在では跡形も残っていない。石垣の一部が発掘されているが、そこから往時の城の姿を想像することは難しい。平日であるにも関わらず、観光客は多かった。
沼田市の片品川沿いの風景。河岸段丘を利用した農地なのだが、カメラにはうまく収まらない。
昭和村役場の正面と廊下の様子。村役場が村の端っこに位置する。2005年に沼田市が白沢村と利根村と合併したために、昭和村の北東西の三方が沼田市に取り囲まれるようになっている。
昭和村の河岸段丘を利用したこんにゃく畑の風景。全国生産量の90%近くが群馬県で生産されており、その半分近くを昭和村近辺の地区が担っている。
再び沼田市内の風景。段丘崖が分かりやすいカットを収めようとしたのだが、スマホのカメラでは上手く出来なかった。
最後に、帰り際に出会った不思議なモニュメント。お寺のオブジェらしい。