国際基督教大学のパンフレット(2014年度版)を読む。
パンフレットによると、1945年、第二次大戦敗戦から数週間の後、教育に携わる日本のキリスト者の間で、キリスト教精神にもとづく総合大学の設立計画が開始されたのが始まりである。その後、1949年に御殿場会議で「教養ある市民を教育するに適する一般教育を推進すること」「キリスト教精神の持つ善とは何か? 真実とは何か? というような哲学的、精神的な問いかけができる」「民主的思想に基づく人生哲学と実践力を持ち、新しい時代のさまざまな問題を正しく批判し、解決することのできる知性の持ち主」を育むことを目的として、国際基督教大学が創立されることになった。1953年4月に教養学部が「献学」し、4年後の1957年に大学院が開設、2011年に献学60周年を迎えている。
戦争への真摯な反省に立って開学した大学なので、入学式において、「世界人権宣言」の原則に立って法を尊び、学則に従う旨の宣誓書に署名する慣わしとなっている。
入試から定評ある教養学部であり、前半2年間は幅広い教養科目と、リベラルアーツ英語プログラムで読解力と論文作成能力を磨き、後半2年間で自分の専門分野(メジャー)を絞り込みながら研究を進めていく
大学案内研究:国際基督教大学(ICU)
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