第144回直木賞受賞作、道尾秀介『月と蟹』(文藝春秋 2010)を半分ほど読む。
鎌倉に住む少年たちの秘密基地の興奮や家族模様が描かれているのだが、どうにも世界観に没入することができなかった。
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『ギリシア人ローマ人のことば』
中務哲郎・大西英文『ギリシア人ローマ人のことば:愛・希望・運命』(岩波ジュニア新書 1986)を手に取る。全く頭に入らず。
『ローマは一日にしてならず』
横山紘一『ローマは一日にしてならず:世界史のことば』(岩波ジュニア新書 1985)をパラパラと読む。
世界史や古典の教科書に載っていそうな「朕は国家なり」「都市の空気は自由にする」「王侯将相寧んぞ種あらんや」などの言葉の解説が並んでいる。疲れているせいか、ほとんど頭に入ってこなかった。
『アンダー ザ ロード』
道路の地下利用を考える会編『アンダー ザ ロード』(講談社 1984)を読む。
子ども向けの絵本とも言ってよい内容で、これからの「INS(高度情報通信システム)」社会に向けた地下の効率的な利用について触れられている。
1984年というと、筑波万博の1年前で、光ファイバーやハイビジョンなどがもてはやされていた頃である。ちょうど小学校4・5年生の頃で、友人と大手町にある逓信博物館に行って、当時のテレビ電話などで遊んだことを思い出した。昭和の終わりで、バブルが加熱する前の幸せな頃の一コマであった。