月別アーカイブ: 2020年10月

「ナゴルノ停戦合意」

本日の東京新聞朝刊に、ロシアが仲介役となってアゼルバイジャンとアルメニアの軍事衝突の停戦合意がなされたとの報道があった。死者が増加していたので、ひとまずは安心である。不安要素はアゼルバイジャンとアルメニアの当該国ではなく、外交で点数を稼ごうとするトルコやイランの動きである。

「イラン、包囲網を警戒」

午前中の1組でのみ紹介しました。
ペルシャやシーア派など、話が広がりすぎたので、午後のクラスでは紹介しませんでした。
アゼルバイジャンの中にあるアルメニア自治区というローカルな問題が、歴史的・距離的に大きなスケールで捉える必要があると伝えたかったのですが、尻窄みとなってしまいました。また、機会を見て世界史の授業の中で取り上げたいと思います。

「大麻合法化巡り国論二分」

本日の東京新聞朝刊より
決して薬物の危険性を軽視しているわけではないが、大麻よりも常習性や有害性の強いアルコールやタバコはコンビニで容易に手に入り、テレビやネット広告でも喧伝されており、大麻の扱いとのバランスが崩れている。まだ大麻を販売する大手企業がないので議論も低調であるが、外圧に弱い日本では、大麻の合法化がいつの間にやら議論の俎上に上っているということがあるかもしれない。

 

「キルギスで政変」

本日の東京新聞朝刊より。
中央アジアに位置するキルギスで反政府デモが勃発したとの話である。記事を読んでもいまいち全容が掴めない。キルギスはかつてはキルギスタンという国名でした。地理の授業では、アフガニスタン、パキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンなど、「〜タン」と付く国はイスラム教国と教えます。どの国も旧ソ連の爪痕が色濃く残っている国です。