月別アーカイブ: 2016年7月

権現堂堤サイクリング

上の子が林間学校へ出かけて留守なので、真ん中の子と下の子を連れて、幸手の権現堂堤周辺を走ってきた。
普段見慣れている権現堂の桜並木の裏に、写真のような風景が広がっているなんて全く知らなかった。
ネットで検索すればどこの風景でも見られる現在だからこそ、実際に走って感じる風景を子どもにも味あわせたい。

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『シャカリキ!』

曽田正人原作、丹沢まなぶ『シャカリキ!』(小学館文庫 2008)を読む。
1992年から95年まで『週刊少年チャンピオン』に連載された曽田正人原作のコミック『シャカリキ』と、2008年に公開された同名映画の脚本を原案として、新たに書き下ろされたノベライズ作品となっている。
『弱虫ペダル』によく似た設定で、高校1年生の「坂バカ」少年の超人的活躍で、高校の自転車競技部の大会でライバルを蹴散らして優勝するという、勝負と友情と奇跡の物語である。
漫画の方も映画の方も見たことないのだが、映像がない中で自転車競技を描くというのはやはり難しい。作品の流れとしてはいまいちであった。しかし、ロードレースの醍醐味がチームプレイにあるという点は良く伝わって来た。

シャカリキ

子どもとサイクリング

昼間の暑い最中、宮代町を流れる隼人堀川周辺を子どもとサイクリングしてきた。
二人とも行くのをぐずっていたのだが、「帰りにガンバライジングやるよ」というと、尻尾を振るようについてきた。
宮代はらっパークから内牧公園の脇を抜けて、イトーヨーカドーまで10数キロ、砂利道や田んぼの畦道を繋ぎながら走った。子どもと一緒に風(熱風?)を感じるのは至福の瞬間である。
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『自転車ライディングブック』

関口和夫『自転車ライディングブック』(高橋書店 1988)を読む。
30年近く前の本であり、ロードバイクのライディグテクニックやメンテナンスよりも、この30年の間の自転車の技術革新の方がびっくりした。1980年代後半当時は、今や常識となったSTIレバーやVブレーキも当時は存在せず、ビンディングやクイックレリースも一般的ではなかったのだ。またヘルメットを被る習慣もなく、リムテープすらないのである。

ちょうど私がブリジストン社製のロードマンという自転車に乗って、小田急線の鶴川駅や相鉄線の三ツ境駅まで少しだけ遠出をしていた時期と重なる。芥川龍之介の「トロッコ」ではないが、無計画に自転車で遠くの町までやって来て、陽が沈みかけ、これから家まで帰るのかと自分に言い聞かせていた時の光景を少し思い出した。

ダウンチューブに備え付けられたシフトレバーの扱い方など、今ではありえないテクニックである。
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