月別アーカイブ: 2015年6月

『mono マガジン 2013年 4/16号』

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雑誌『mono (モノ) マガジン 2013年 4/16号』(ワールドフォトプレス)を読む。
「今、一番気になる自転車の話題」という特集の中で、映画『E.T.』の中で象徴的に扱われた日本製のBMXや、木製自転車、ヴィンテージバイクなど、こだわりの逸品が商会されている。

思い返すに、あの『E.T.』に出てきた空を飛ぶ自転車(クワハラ社製)は印象的であった。子ども心に自転車の持つ高揚感がひしひしと伝わってきた。今度は親として、いかにして子どもに走る魅力を伝えていけるのだろうか。まずは自分自身が感じる楽しみを一緒に共有していきたい。

『BRUTUS 2007年 7/15号』

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雑誌『BRUTUS 2007年 7/15号』(マガジンハウス)を読む。
「NO BIKE、NO LIFE 自転車に夢中!」と題した自転車特集が組まれており、ニューヨークでメッセンジャーが活躍を始めた頃の様子や、競輪学校の紹介、漫画家大友克洋氏によるジロ・デ・イタリア観戦記、東京世田谷にある長谷川自転車商会によるランドナーの魅力など、自転車尽くしの一冊であった。
プロによる趣向を凝らした写真や、自転車経営者たちのインタビュー記事が多かった。重量や型番などの数字よりも、自転車と共にある生き方や生活の

宮代町ポタリング

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仕事から帰ってきて、4時近くになってから真ん中の子どもと自転車で宮代町をぶらぶらと走ってきた。
途中宮代郷土資料館に立ち寄った。縄文時代の竪穴式住居の復元が目を引いた。説明板によると、当時の宮代は海沿いであり、豊富な魚介類に舌を打っていたそうだ。
郷土資料館を10分ほど見学してから、昨年訪れた新しい村まで足を延ばした。かき氷を食べたりザリガニを捕まえてみたりして

『「源氏物語」誕生―紫式部の生涯』

高堀枝裕二『「源氏物語」誕生―紫式部の生涯』(交友プランニングセンター 2007)を半分ほど読む。
教材研究の一環として手に取ってみた。余り知られることのない紫式部の私生活について、史料を元に大胆な推測を加えて迫っていく。
紫式部が若い頃に「梨壺の五人」に数えられる清原元輔や源順らと親しい交流があったり、藤原道綱母と文学談義に花を咲かせたりと、あまりに出来過ぎな話の展開に、心のなかで「ほんまかいな」とツッコミを入れてしまった。
違う意味で興味深い物語だったのだが、最近の妙な体調の悪化もあり、途中で本を閉じた。