月別アーカイブ: 2010年7月

『LD(学習障害)の人の就労ハンドブック』

梅永雄二『LD(学習障害)の人の就労ハンドブック』(エンパワメント研究所 2002)を読む。
著者はLDを抱える人を巡る就労のあり方について、次のようにまとめる。

LDの人の多くは、障害手帳を持っていない人が多いため、雇用率や助成金、職場適応訓令制度といった制度には該当せず、障害者のための就労支援制度を適用するには限度があります。(中略)
障害を持つ人たちに対するサービスは、教育・医療・福祉などのさまざまな分野で実施されていますが、教育には教師、医療には医師という専門家がいるものの、就労にはこのような資格制度にのっとった専門家はいません。そのため、就労支援においてもジョブコーチのような専門家がいれば企業にかける負担をずいぶんと改善することができます。これからは、このようなジョブコーチという職種にたずさわる専門家の人数を増やし、そのためのシステムや制度を構築していく必要があります。

『トイ・ストーリー3〈吹替版〉』

上の子どもと一緒に、リー・アンクリッチ監督『トイ・ストーリー3〈吹替版〉』(2010 米)を観に行った。
吹き替え版であったのに、途中で漢字交じりに字幕があったりして、4歳の娘には少し難しかったようで、最後まで観ていたが、あまり印象には残らなかったようだ。私自身も1作目も2作目も観ていないので、登場するキャラクターに全く思い入れがなく、単なる人間とおもちゃの愛情物語という側面しか感得することができなかった。小学校低学年くらいの子が一番面白いと感じるのではないだろうか。

『頭のいい人がしている残業しない技術』

中山祐『頭のいい人がしている残業しない技術』(ぱる出版 2008)を読む。
ここしばらく残業に追われ、心身のバランスを崩しかけていたので、ついタイトルに惹かれて手に取ってみた。
10年ほど前にヒットした野口悠紀夫氏の『超・整理法』や『捨てる技術』他、手帳整理術や、メモのコツなど、ビジネス書や受験指南書の内容をコンパクトに分かりやすくまとめたものである。タイトルほどのインパクトのある内容ではなかったが、自分の部屋や勤務先の机上整理やスケジュール管理の甘さが反省された次第である。

1日1冊、夏で50冊。

今日あたりで、ここ2ヶ月ほどの前後不覚になるような混乱が一段落した。
家に帰っても途中記憶が抜けるような時間があり、この雑記帳に書き綴った文章も主語述語関係すら支離滅裂なものなっていた。
少し気分を替えて、読書、映画、家族、日記、運動といった私のプライベートライフの5つのベースを充実したものとしたい。昨年も一昨年も夏は仕事に追われていたので、3年ぶりに読書に勤しむ夏としたい。一日1冊、50冊の読破を目標としたい。

ER5208P

今日、人生初めて、自分でバリカンを使って頭を刈ってみた。
一昨日、1歳の子どものためにヤマダ電機でバリカンを買ってきのだが、普段1000円カットで理容師が簡単に使っているのを目にしているので、どうしても「人まね小ザル」をしてみたい衝動が抑えきれなかった。
風呂場で刈っている途中、でこぼこ頭になってしまったらどうしようと不安に駆られたが、10分以上も念入りにバリカンを頭に押しつけた甲斐があって、何とか無事に3ミリの坊主頭になることができた。