映画」カテゴリーアーカイブ

『コンテイジョン』

img_1500594_62025936_0

地上波で放映された、スティーブン・ソダーバーグ監督『コンテイジョン(Contagion)』(2011 米)を観た。
致死率の極めて高い感染力の強いウイルスの拡散と、それと比例してマスメディアやネットで広がっていく流言飛語の影響を描く。
最後の最後で、ウイルスの飛散の原因が劣悪な家畜の大量生産や不衛生な調理にあった事実が示され、人間の責任を問う社会批判が込められる。

『トゥルーライズ』

True_Lies-James_ Cameron-トゥルーライズ-1

地上波で放映された、アーノルド・シュワルツェネッガー・ジェイミー・リー・カーティス主演、ジェームズ・キャメロン監督『トゥルーライズ(True Lies)』(1994 米)を観た。
本来144分の映画なのだが、1時間近くカットされているので正しい判断はできないが、大作なのだが、B級映画というドタバタアクションを楽しむことができなかった。「YAHOO映画」でやたら評価が高いのが不思議である。

『パリ20区、僕たちのクラス』

20110514200543ba0

地上波で放映された、第61回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞受賞作、ローラン・カンテ監督・脚本『パリ20区、僕たちのクラス』(2008 仏)を観た。
パリの下町の中学校で、フランス語を教える青年教師と国籍も人種も様々な生徒たちとの丁々発止のやり取りがドキュメンタリータッチで描かれる。
フランスの学校というと自由や哲学といったイメージが強いが、生徒の生活態度を質す三者面談や規律を重んじるための懲罰会議など、日本の中学校と変わらない学校の姿が映し出される。主役のマロン先生の、生徒の気持ちを斟酌したいと思いと、学校全体のルールを重んじなければならない立場の葛藤がテーマとなっている。またその背景となるフランスの排外主義や移民の問題にも触れられている。
日本の中学高校の先生が観ると、日本もフランスも文化の違いこそあれ、教育に対する悩みは万国共通なのだという思いを抱くであろう。

『ローマの休日』

img_1320355_40312976_9

地上波で放映された、オードリーヘップバーン、グレゴリー・ペック主演『ローマの休日』(1953 米)を観た。
ローマの観光地を舞台にした美男美女の恋愛映画かと思っていたが、つかの間の恋を楽しみ、そして叶わぬ恋と分かっていながら未練を感じてしまう失恋映画であった。
白黒ではなく、カラーで楽しみたかった。

僕は君のために蝶になる

e0052736_20173655

地上波で放映された、ジョニー・トー監督、ヴィック・チョウ、リー・ビンビン主演『僕は君のために蝶になる』(2008 香港)を観た。
短い連ドラのような作品であったが、最後に伏線が一気につながり、満足感の残る映画であった。