読書」カテゴリーアーカイブ

『キング牧師』

辻内鏡人・中條献『キング牧師:人種の平等と人間愛を求めて』(岩波ジュニア新書,1993)をパラパラと読む。
教材研究のために手に取ったのだが、文章がつまらないので、頭に入ってこなかった。

『奥様はネットワーカ』

森博嗣『奥様はネットワーカ』(メディアファクトリー,2002)をパラパラと読む。
著者自身が執筆当時、名古屋大学で助教授をしていた経験をいかしたのか、大学の工学部を舞台にした連続殺人事件を描いた小説である。ちょっと文体が受け付けなかった。

『中学生・高校生のための金銭感覚養成講座』

武長脩行『中学生・高校生のための金銭感覚養成講座』(同友館,2003)をパラパラと読む。
ケータイ料金やクレジットカード、アルバイト、株式投資など、主に高校生のお金に纏わる内容について、分かりやすくまとめられている。それでも本屋で高校生が購入するような本ではなく、学校図書館の隙間を埋めるような本で、読んでいても面白くなかった。

『12のトイレ』

村田喜代子『12のトイレ』(新潮社,1995)をパラパラと読む。
作者は1945年に福岡県北九州市八幡で生まれ、1987年に芥川賞を受賞している。
本書はトイレをモチーフにして、村田さん自身の小中学校時代から成人までの思い出がエッセーとしてまとめられている。正直面白くなかったが、男性よりも女性の方がトイレに対する思い強いことが分かった。女性はトイレでの友人との交流やトイレに籠ることの安心感、逆に、トイレに入っている最中も見られるかもしれないという不安感などを感じやすい。また、大人への階段である生理の際もトイレが舞台となる。