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『トップアスリート』

小松成美『トップアスリート』(扶桑社,2008)を2編だけ読む。
著者は人物ルポルタージュやスポーツインタビューを得意としているノンフィクション作家である。
航空機の機内誌に連載されたアスリートインタビューから35人分が一冊にまとめられている。
機内誌なので、5分程度で読める分量となっているが、それが同じ調子で35人も続くと読む気が失せてしまう。松坂大輔と別府史之の2人だけ読んだ。一編だけならスーッと読むことができ、スポーツ選手の横顔が伝わってくる。

『道具屋殺人事件』

愛川晶『道具屋殺人事件』(原書房,2007)を一編だけ読む。
表題作の他2編が収録されているが、表題作だけ読んだ。「神田紅梅亭寄席物帳」という落語をモチーフとしたミステリーシリーズの一作目である。つまらなくはないが、あまり嵌まらなかった。

『キング牧師』

辻内鏡人・中條献『キング牧師:人種の平等と人間愛を求めて』(岩波ジュニア新書,1993)をパラパラと読む。
教材研究のために手に取ったのだが、文章がつまらないので、頭に入ってこなかった。

『奥様はネットワーカ』

森博嗣『奥様はネットワーカ』(メディアファクトリー,2002)をパラパラと読む。
著者自身が執筆当時、名古屋大学で助教授をしていた経験をいかしたのか、大学の工学部を舞台にした連続殺人事件を描いた小説である。ちょっと文体が受け付けなかった。