子どもが戦隊人形を並べていた。

上の子と真ん中の子がそれぞれ、小学校、幼稚園だったので、下の子を連れて清水公園へ出かけた。
たまには、平日の昼に子どもと二人でぶらぶらするのも良いものだ。
近所の幼稚園の子どもたちも来ており、園児先生ともワイワイと騒いでいたが、久しぶりにのんびりと気晴らしができた。

ここしばらく、真ん中と下の子たちが、私が小学校の頃に集めていた「キン肉マン消しゴム」や「ウルトラマン」のゴム人形を取り出して戦いごっこをして遊んでいる。
寝そべりながら「トオーッ」「バーーン」「ドッガーン！」などと大きな奇声を発しては、並べたりぶつけあったりしている。
私は同性の兄弟がいなかったので、男の子同士で仲良く遊んでいる子どもたちの姿を見ては、多少の羨ましさも感じてしまう。

私も大きな声を出して遊んでいたのだろうか。
父親の私が30年以上前に遊んでいたおもちゃで子どもが仲睦まじく遊ぶというのは良いものである。

本日は久しぶりに家族全員が休みで、風邪っぴきもいなかっただったので、昨年上尾にオープンした埼玉アイスアリーナへ出かけた。
小学生以来、およそ30年ぶりのスケート体験である。案の定、滑り始めて５分で、すってんころりんと、強かに尻と肘を打ちつけてしまった。本当に「すってんころりん！」と、子ども向けの絵本に出てきそうなほどの大胆な転び方であった。
しかし、身体が覚えてくれていたのか、体幹トレーニングを少しずつ続けていたためか、多少の屁っ放り腰であったが、その後は子ども手前、一応父親らしい格好はつけることができた。
１時間半ほど滑ったら、腰回りがピーンと張ってきた。足だけでなく、体重移動含め全身を使って運動していることが実感できた。

帰りに、モラージュ菖蒲で食事をした。春日部イオンと違って縦に長いので、これまたいい運動であった。

本日は真ん中と下の子のお遊戯会があった。
真ん中の子は桃太郎の劇、下の子はカエルの歌の合唱であった。
真ん中の子は前々日に40度近い熱を出して参加が危ぶまれたが、熱も下がってかすれ声で無事に家来の犬の大役を務めることができた。
下の子は始まる前にグズっていたが、本番は緊張に飲まれたのか、周囲に合わせて動いていた。
かれこれ幼稚園のお遊戯会も連続７回目となった。あと３回残っているのだが、子どもの成長を願うと同時に、まだまだ幼稚園生活を楽しみたい親の感情もある。