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「おのれこそ おのれのよるべ おのれを措きて だれによるべぞ」

本日の東京新聞朝刊より
この記事によると、法華経160では「よくととのえし おのれこそ まことえがたき よるべをぞ獲ん」と続く。最初で最後の寄る辺が「己れ」であり、「自分」をしっかりと整えることでこそ道が得られると説く。他者をあれこれ言う前に、まずは自分を鍛え整えること。これに尽きる。

「元文科次官 前川喜平さん × 城南信用金庫顧問 吉原毅さん」

本日の東京新聞朝刊に,同じ麻布中学・高校の同級生であった元文科次官の前川喜平氏と,城南信用金庫顧問で小泉純一郎元首相らと脱原発活動を続ける吉原毅氏の対談が掲載されていた。話は教育行政に留まらず,社会全体に警鐘を鳴らす事柄にまで踏み込んでいく。

その中で,吉原氏の次の発言が気になった。「時間短縮」「スピーディーな運営」という名のもとに,社会のあらゆる所で議論が無くなっていると感じる。結論ありき,マニュアルありき,規則ありき,前例ありきで議論そのものが無駄なものと捉える風潮が蔓延している。どげんかせんといかんね。

 当時(小泉政権時)は組織が生きていた。今は全然違って,政府の上から言われたことを全部やらないとダメっていう絶対服従みたいなことをやる。小泉さんは,僕も付き合いあるから言うけれども,決めたらドーンとやるけれども,その前に必ず意見を言わせるんですよ。
僕がびっくりしたのは,今原発反対をやってるんだけれども,小泉先生は違う意見を聞くんですよ。僕らなんかが「あんなの頭きちゃいますよね」って言うと,そんなことはない,民主主義なんだからいろんな意見があっていい,違う意見があってはじめて成り立つんだと。懐がでかいなと思ったんです。たぶん小泉政権は「万機公論に決す」で,最後は政治決着だというところがあった。今はいきなり結論ありきで,とにかく黙って従えと。この度量の狭さは,政府だけじゃなくて,現代社会に,いろんな企業も含めて組織体の共通の社会病理みたいになっている。
(中略)力で勝負とか問答無用とかね。言論しない,言論に重きを置かないでいきなり結論がある。別に安倍さんの悪口を言ってるわけじゃなくて,世の中全体がそうなってるのはどうしてだろう。不思議です。

「ウイグル弾圧で対中制裁を要求」

本日の東京新聞夕刊に,米下院の民主,共和両党の超党派議員が「中国政府による新疆ウイグル自治区での過酷な人権侵害に対して米政府は何もしていない」と批判し,人権侵害に責任のある中国政府に制裁を科すなど対中圧力を強化するよう求める書簡をポンぺオ国務長官に送ったとの記事が掲載されていた。
書簡の中でウイグル族を「再教育」するための収容キャンプに大勢の住民が送り込まれていると指摘し,「事態は緊急を要する」として,行動を急ぐようトランプ政権に要求している。

また,中国での信仰の自由を求めるイスラム教やチベット仏教などの団体は,米首都ワシントンの議会庁舎で記者会見を開き,宗派を超えて中国政府の弾圧に抵抗し,米政府に行動を求める「中国宗教自由促進連盟」を立ち上げたと発表している。

こうした,中国政府による人権侵害,宗教弾圧に対しては,経済封鎖や司法裁判などで周辺国が一致協力した体制を作ることができなければ功を奏しない。米中2大国体制の昨今,米政府に頼るというのも理解できるが,アジアの中で声を挙げて批判していく国が必要である。経済を慮るばかりに,政治が停滞してはいけない。中国政府の目も余る横暴ぶりに括目していく必要がある。

本日の東京新聞夕刊から

講談師神田欄さんのコラム「紙つぶて」に,五千円札でおなじみの樋口一葉に関する話があった。神田さんは「今猶読み継がれる作品」と樋口一葉を持ち上げているが,「にごりえ」「たけくらべ」を読み通した読者はどれほどいるのだろうか。最初のページで挫折した自分が言うのも何だが。

宇都宮市にある文星芸術大学の新学長に漫画家のちばてつや氏が就任するとのこと。1999年の開学以来20年間学長を務めた上野氏(70歳)が勇退し,「あしたのジョー」や「あした天気になあれ」などの作品で知られ,2002年に紫綬褒章を受賞した千葉氏が,任期4年間を務める。なんと千葉氏は御年80歳である。千葉氏の意欲には頭が下がるが,長寿社会ここに極まれり。

ロシアのセルゲイ・イワノフ大統領特別代表団が北方領土の色丹島を訪れ,サハリンと択捉,国後,色丹各島を結ぶ光ファイバーの開通式典に出席したとのこと。日本政府は同日,「日本の法的立場と相いれず,受け入れられない」としてロシア外務省に抗議している。記事では,日露が平和条約交渉を進める中,色丹島訪問で日本を牽制する狙いがあるとしている。
歴史的に見ても,北方四島は日本にゆかりの深い土地である。正確に言うと,江戸幕府や明治政府のものではなく,アイヌ人のものである。日本人のものでもロシア人のものでもない。ロシア政府の外交稼ぎに利用されるのはおかしいが,アイヌの生活を無視して日本政府が我が物顔に主張するのもいただけない。

同じように,沖縄・辺野古基地建設が止まらない。県民投票で明確に民意が示されたにも関わらず,日本政府は聞く耳を持とうとしない。日本は独立国家である。一体いつまで米国の占領下に置かれなければならないのか。右翼だろうが,左翼だろうが,その両方だろうが,主権国家たる日本の領土から米軍基地を追い払う国民運動を展開していかなれければならない。米軍基地の撤去を求めながら,北方領土への圧力を日露ともに排する

頭が痛いのでここまで。菅官房長官の東京新聞排撃も話題にしたかったが。

「小泉元首相 一問一答」

本日の東京新聞朝刊に,小泉元首相の脱原発に関する一問一答の記事が掲載されていた。
目新しい話はないのだが,大事なことは繰り返し繰り返し話すことが大切である。