日産スタジアム

子ども3人を連れて横浜港の見える丘公園と日産スタジアムに出かけた。
とにかく暑くて、今日の東京の都心の最高気温は38.5度であった。埼玉県鳩山町は40.3度である。8月のこの時期で40度越えは身体にこたえる。
途中、練馬区で整備した自転車ブリヂストン・レベナを置いていき、第三京浜で横浜元町地区へ向かった。第三京浜を走るのはいったい何十年ぶり?

日産スタジアム脇の公園近くで、上と下の子はワンオクのライブへ、真ん中の子はサイクリングへと散っていった。それにしても「一体ここはどこ?」っていう感じだった。横浜市民であった私にも全く不案内な場所である。

『8番出口』

本日ララガーデンで、本日公開の映画、河村元気監督・二宮和也主演『8番出口』(2025,東宝)を観た。
不思議な味のある映画であった。前半は学生の自主映画のような雰囲気のホラー・ミステリー映画であったが、後半はCGも入ってきて商業映画のような雰囲気になってきた。ボレロのリズムで気持ちの高まりを表現した最後の場面では、想像と寸分違わぬ結末であった。他の観客もエンディング直前の、あの終わり方を想像したのであろうか。

『爆笑問題のニッポンの教養』

爆笑問題+本田由紀『爆笑問題のニッポンの教養:我働く ゆえに幸あり? 教育社会学』(講談社,2008)を読む。
本田由紀先生というと、子どもの貧困などについて統計データを用いて研究されている教員という印象であった。本書では自身の経験や体験をもとに自分の言葉で語られているので、印象に残った。そういえば、東大教育学部の教育社会学というと、9浪はまいさんが受験したところではないか。

『職人になる本』

山中伊知郎『職人になる本』(永岡書店,2000)をパラパラと読む。
CD修復職人など、現在では食べていけない職業も含め説明されていた。インバウンドによって日本文化が注目されているので、また注目されているのであろう。
その中で、サイクルメンテナンスの飯倉清氏も紹介されていた。写真も話されている内容も現在と変わらない!

『おはようからおやすみまでの科学』

佐倉統・古田ゆかり『おはようからおやすみまでの科学』(ちくまプリマー新書,2006)を読む。
たいとるそのままで、理科と家庭科が重なる部分を分かりやすく解説したものである。冷凍食品の仕組みや電子レンジ、暖房、狂牛病、PCBなど、家庭にある電気機器やエネルギー、汚染物質などの解説となっている。

「手前味噌」という言葉があり、自分のものを自慢する意味で使われるが、もともとは自分の家で作った味噌が一番うまいと自慢することから生まれた言葉である。かつては田んぼの脇の畦道の小さなスペースで大豆を育てており、多くの家庭で味噌を自前で作っていたことに由来する。なお味噌も醤油も、酢も、酒も、米と塩と大豆と水だけでほぼできている。

明治から大正にかけて活躍した科学エッセイスト寺田寅彦は物理学者でありながら、地学にも興味を持ち、ウェゲナーの『大陸移動説』に真っ先に関心を示し、水飴と白粉を使って大陸移動説のシミュレーションを行っている。また「天災は忘れた頃にやってくる」との有名な言葉も残している。なお、この項の参考文献が杉並高円寺のリサイクルショップ「素人の乱」を経営されている松本哉(本名)さんのお父さんの松本哉(筆名)さんである。