大学案内研究:白鴎大学

白鴎大学のパンフレットを読む。
栃木県小山市にあり、法学部、経営学部、教育学部の3学部からなる一学年1000人の中規模大学である。東北新幹線も止まるJR小山駅から徒歩圏内の便利な場所にあり、特に福島などの東北出身者が目立つ。栃木県内に古くからある足利学園高校が母体となっている。大学名の「白鴎」であるが、この名はヒッピー世代の代名詞ともなっているリチャード・バック著『かもめのジョナサン』にちなんでいる。創立者が本邦初訳に挑み、かもめのジョナサンの純真な姿を大学の将来像に準え、「白鴎」が誕生したということだ。

この大学の売りは何だと一言でいうと、大学のパンフレットにもデカデカと謳われている「学業特待制度」である。全定員の1/3以上が国立大よりも安い4年間合計226万円で学べるという制度である。進級時に審査があるようで、勉強を頑張れば1年間で50万近い学費が浮く。4年間で180万円差がついてしまうのである。非常に分かりやすい。郊外の中規模大学である白鴎大学ならでは戦略である。
また、地元栃木の企業や自治体との結びつきが強く、県内での就職状況は抜群であることも見逃せない。

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