本日、世界史と地理の記述の採点が終わりました。
普段一方的な授業ばかりしているので、皆さんの授業の理解度を改めて知る良い機会でした。授業担当者にとっての通知表でもあります。
特に、東南アジアの気候と農業の関係については、担当者にとって反省材料となってしまいました。東南アジアの気候からいきなりプレートや造山帯の話になってしまったので、続く農業との関連性が薄くなってしまいました。そのため、綿花や稲作など気候と関連が深い作物の説明が雑になったと反省しています。
本日の東京新聞朝刊に、トランプ大統領の仲介で、イスラム教国のスーダンがイスラエルと国交を正常化したとの記事が掲載されていました。
中間考査前の授業の最後の最後で、パレスチナ問題を抱えるイスラエルが、不倶戴天の敵であるアラブ諸国と関係を改善しているとの話題に触れました。その話の続きとなります。
中東・北アフリカ情勢を考えるには、シーア派のイランを含むイスラム教そのものを理解しなくてはなりません。東南アジア、南アジア、西アジアもイスラム教が深く絡んできます。授業はサハラ以南のアフリカに入っていきますが、イスラム教の話題は折に触れてお伝えしたいと思います。