少し時間があったので、ふらっと会津若松まで車で出かけた。
高速道路も味気なかったので、栃木県・今市から国道で尾瀬高原を越えて会津若松へ向かった。
車に乗ってばかりだったので、鶴ヶ城(若松城)の周囲を自転車で走ってみた。1868年の戊辰戦争では、官軍側が包囲する中で、幕府側の会津勢が立て籠もった城である。一部は復元されているが、ほとんどは1611年の震度6強とも7とも推定される大地震によって崩壊している。城壁はその地震の被害も乗り越えたのであろうか、立派なものであった。
鶴ヶ城に隣接された福島県立博物館に立ち寄った。同県猪苗代町出身の野口英世が1000円札の顔から退役したので、その感謝状が展示されていた。
その後、磐梯山の麓にある磐梯山噴火記念館に赴いた。山体崩壊を招くほどの1888(明治21)年の噴火の様子が詳細に展示されていた。
時間がなかったので、猪苗代湖の近くまで行って、家に直行した。猪苗代湖から眺めた磐梯山であるがスキー場で中腹部の森林は伐採され、景観としてはいまいちであった。